遭難時の水の確保
いうまでもなく人体にとって水は必要不可欠であります。水は人体の60パーセントを占めるものであり、遭難時に最も優先的に確保しなければならないものです。そのため
遭難時に役に立つ水の確保の方法を紹介します
- その水が飲用可能かを判定する。
山は水源にあふれており、案外小さな沢や水たまりは容易に見つけることができます
しかし自然の水源が虫や小動物の死体や泥などで飲用できない場合もあるので困りものです。
サバイバル漫画の権威でもあるさいとう・たかを氏の「ブレイクダウン」という漫画でも木のうろなどにたまった水をのむべきではないと仰られているから間違いないですね
隕石衝突により既存の通信などが途絶えた中で青年が必死に生きるサバイバル漫画です。あさのも一巻までしか家になかったので結末がわからず、子供のころはもやもやしてましたので購読してみます。
本題にもどります。このような自然の水源で飲用可能かを判断するには水生生物による判定が有効であります。遭難時は水の検査キットなんてないですしやっぱ知識が一番大切ということですね( ;∀;)
環境省で河川の水生生物による水質判定が公開されてますのでご覧ください
資料によると綺麗な環境にいる生き物としてはカゲロウ目、トンボ目(オニヤンマは除く)、カワゲラ目、トビケラ目、ホタル、ゲンゴロウ、エビ目などが代表的です。
ハエは種類によって異なるようで大変ややこしいご様子ですのでハエを見分けようという方は大変なチャレンジャーです
ミミズやヒルがうようよな水は飲まないのがいいようですね。
- 二つ目に紹介するのは飲用可能な水を集めるための手法です
まずはひざ下に綺麗な布をまく、そして朝露に濡れた草むらを歩く。
その後濡れた布を絞って飲料水とするという手法です。
30分ほども歩けば500ミリリットルほどの水が得られるとされているためなかなか優秀です。
山での遭難では水の確保によって生死が分かれますので是非この雨水回収法は覚えていただきたいと思います。登山の際には壊れにくい金属製のカップを持ちましょう
それではこの辺で、、 ^^) _旦~~