プロログ

ゆるーく登山や哲学的なことを語ります たまに恋愛論を語りますが説得力はないも同然なので不毛だったりします できるだけ読者の皆さんに楽しんでもらえるよう有益な情報の発信に努めます

埋まらない格差社会に警鐘を鳴らした漫画

現実社会には実際に格差が存在している。常にお金を節約して缶コーヒーを買うのすらためらう人もいれば、一生使いきることのできないようなお金を稼ぐ人もいる。資本主義社会においては自由な競争の結果として稼ぐ金の量に差がでてしまうこと自体は仕方がないことかもしれない。されど生まれた瞬間から親の持っている富の差によって子供の教育レベルや職業選択の幅に大きな制限が加えられてしまうことは不公平ではないのだろうか。資本主義社会にいきる我々は生まれた瞬間より始まる格差社会を仕方ないと容認しなければならないのだろうか…?格差社会の不公平を描いた海外の有名な漫画があるので紹介したいと思う…

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思うんですがね…海外の漫画ですしそちらの掲載サイトの利用規約に「うちの書面による許可なしにコンテンツを他のインターネットサイト等で使用できません」と書いてあるのであさのの「プロログ」ではその画像を掲載することができませんのですよ。

 いやまったく格差社会についてみんなに知ってほしいっていうならフリー画像にでもしてくれよとあさのは言いたくもなりましたが仕方ないですね(/ω\)

引用という形ならいけるとも思いますが勝手に使うなと書いてる手前、なんだか気持ちよくない。日本なら著作権法の引用の要件満たしていたらOKだけど海外の著作物だとちょっと分からんので…

許可をもらっていて和訳もしてくれている上位互換なサイトがあるのでリンク貼るので内容はそちらで参照ください。英語できるよって人はかっこいいので本家の方のサイトでどうぞ

tabi-labo.com

 

こっちのサイトでは感想や考察を綴っていきます(/ω\)

漫画はもう見ましたでしょうか

内容は貧困の再生産について風刺したものでしたね

格差社会というと学歴の差が重視されがちです。国は貧困世帯に学費無償化や給付型の奨学金の付与でカバーしようとします。いわゆる機会の均等を保証しようという考えですね。

 されど漫画でもわかるようにこの問題はもっと根深いものです。貧困世帯ではそもそも親が勉強しなさいと子供にしつけることがなかったり、子供の成績にそれほど関心がなく、いい成績でも褒めないという家庭の割合が高所得の家庭に比べて高いという指摘もあります。子供の習い事なんてものはほとんど親の影響のよるもので、勝手に子供がヴァイオリンを習いたいなんてケースは少なく、大抵は親がやらせるもんです。勉強も同じように大抵の人は小さい頃は親が褒めてくれるからいい点数取ろうと考えがちです。もし親が子供の成績に一切興味がなく褒めてくれなかったら…あなたはより勉強しただろうか

そう考えると学歴だなんだは親が教育してくれたことや投資をしてくれた結果であるといえます。軽々しく自己責任論なんて唱えられませんね

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勉強にはコストがかかります。地域の優秀な中学や高校に通わせようと思ったら塾に通わせたり参考書を買い与えたり。大学受験ともなれば塾や予備校、受験の費用に学費と生活費。これらは高額な出費となります。されど費用に関しては奨学金や大学無償化などで融通が利くこともあります。そこらへんをこちらの記事でまとめています

 

damadama.hatenablog.com

 上述のように一番問題なのは親の教育意識の方です。こればっかりはどうしようもありません。別に大学なんて行かなくとも幸せになることはできると思いますし実際そうであるべきと思います。むしろ大学進学率の上昇には大きな弊害もあると考えています。

 

damadama.hatenablog.com

されど生きる上で勉強を軽視することには反対です。本を読むことだって広義の勉強であるといえるし税金や法律など制度の上で損することも多いです。どの業界でも上を目指そうとすれば先人のやり方に学んだり、専門書に知識を求めたりしなければならないのであって学ぶ姿勢自体はとても大切であると思う。

将来的に子供ができたら人にやさしくすること、勤勉であること、いくつになってもどん欲に学ぶことの大切さを教えたい。まああさのがまず勤勉ではないしそもそも一生嫁さんもらえんかもしれへんけども(/ω\)